WindowsからAmazon Linux2へのファイル転送

タイトルの通りです。

開発環境(Windows)でJekyllやFlutterを使って作成したサイトをAmazon Linux2でホストすることを目的に ファイル転送方法をまとめました。

PuTTYをダウンロード

以下からMSI (‘Windows Installer’)をダウンロード

PuTTY ダウンロードサイト

PuTTYとは

リモート接続のクライアントアプリ。

PuTTYを使用する理由

AWS公式ドキュメントのおすすめです。この記事より公式ドキュメントを見たほうが早いかも。。。

PuTTY を使用した Windows から Linux インスタンスへの接続

• scp
  • PuTTYに付属しており、sshを通してファイルコピーしてくれます。これを使用してEC2インスタンスにファイルを転送します。
• PuTTYgen
  • PuTTYに付属しており、Amazon EC2で自動生成される秘密鍵(.pem)はscpで使用できないため、scpで使用できる(.ppk)に変換します。

PuTTYをセットアップ

ダウンロードしたインストーラを実行して、インストールする。 全部デフォルトのまま進めた。

秘密鍵を変換

PuTTYgenを起動

インストールできていたら、powershellを開いて以下のコマンドを実行すると、PuTTYgenが起動する。

PuTTYgen

EC2インスタンスに指定したキーペアの秘密鍵をロードする

キーペア作成時にpemファイルをダウンロードしているので、それを選択する。

選択すると、”PuTTYgen Notice”というタイトルのダイアログが出てくる。OKを選択。 鍵が読み込まれる。

変換された秘密鍵を保存する

秘密鍵保存を選択すると、PuTTYのscpで使用できるppkファイルで保存される。 ワーニングのダイアログが出てくるが、OKを選択。

⇒”出力される秘密鍵のファイルが暗号化されてないから危ない”というワーニング

ファイル転送

EC2インスタンスを実行する

AWS コンソール等から実行しておく。

転送するファイルを作成する

test.txtを作成し、”hellow ec2”と入力する。

scpコマンドを実行

powershellで以下のコマンドを実行すると、ファイルが転送される。

pscp -i C:\work\aws_ssh\aws-test.ppk C:\work\aws_ssh\test.txt ec2-user@XXX.XXX.XXX.XXX:/home/ec2-user/

• -i C:\work\aws_ssh\aws-test.ppk 秘密鍵(*.ppk)へのパス。パスは自身の環境に合わせて変えてください。
• C:\work\aws_ssh\test.txt 転送するファイルへのパス
• ec2-user@XXX.XXX.XXX.XXX:/home/ec2-user/ 転送先。
  • ec-user はデフォルトで作成されたAmazon Linux2のユーザ名。
  • @XXX.XXX.XXX.XXX はEC2インスタンスのパブリックipv4アドレス。パブリックDNSでもOK。
  • :/home/ec2-user/ は転送先のディレクトリ。

以上